プレーナー加工とは
プレーナー加工とは、バイトと呼ばれる切削工具をワークに対して直線的に走らせ、金属材料の平面・溝・段差・開先・C面などを削る切削加工です。大工道具のカンナがけに近い加工方法で、回転工具では反りや歪みが出やすい長尺ワーク、大物プレート、薄肉材、難削材の加工に向いています。
埼玉プレーナー工業所では、6m級の門型プレーナーを使用し、長尺材の平面加工、キー溝加工、開先加工、C面加工、ヘール仕上げ、定盤再研磨、大型ベンディング金型・プレスブレーキ金型加工などに対応しています。
プレーナー加工の特徴
プレーナー加工に使用する「切削バイト」はフライスなどの「回転工具」に比べ、加工後の歪(ひずみ)、反りを大幅に押さえられるメリットが有ります。
そのため、下記のような加工応力が溜まりやすいワークに適した切削方法です。
長尺ワーク
回転工具では「反り」かえりや「ねじれ」が大きくなりやすい
難削材
硬度が高く、回転工具では内部に応力を溜めやすい
(ステンレス・インコネル・ハステロイ・チタンなど)
大物プレート
大きさにおうじて少しづつ応力が溜まるため、加工後の平面・平行精度が厳しいワーク
経年変化
加工後に曲がり直しを必要としないため、時間がたっても反り、曲がりが出にくい
上部構造物、回避加工
刃物台を傾斜させられるため、上から工具が進入できない部分への切削加工が可能です。
薄肉ワーク
刃物自体が回転しない直線運動のため、薄板(2mm程度)の厚み方向に切削を施すことが可能
プレーナーに使用する切削工具
プレーナー加工で使用する切削バイト(刃物)は、一般的な旋盤で使用される刃物と似ていて
加工の種類や、精度によって使用する切削バイトが異なり以下の様なバイト(刃物)を使用します。
直剣バイト
Rバイト
弊社では、加工内容に応じ、職人が手研ぎで仕上げた切削バイトでプレーナー加工をおこなっています。
門型プレーナー
弊社では、1961年の操業時より剛性の高い「門型プレーナー」を設備し、令和にいたる現在でも定期的なメンテナンスをおこない、製造時の精度と加工能力を維持しています。
メーカー名:丸福
テーブルサイズ:2200x6000
仕様:フライスユニット
サイドフライスユニット付加
詳しくは、下記プレーナー加工事例をご覧ください。
FAQ
- プレーナー加工はどんな加工ですか?
- 大型・長尺の金属材料を直線的に削り、平面、溝、段差、開先、C面、基準面などを加工する切削加工です。
- 6mの長尺材は加工できますか?
- 埼玉プレーナー工業所では、6m級の門型プレーナー加工に対応しています。長尺材の平面加工、開先加工、C面加工、溝加工などが可能です。
- プレーナー加工と門型マシニング加工はどう使い分けますか?
- プレーナー加工は長尺材の面出しや直線加工に強く、門型マシニング加工は穴加工、ポケット加工、複雑形状の仕上げ加工に向いています。
- どのような材質に対応していますか?
- SS材、S45C、SUS、アルミ、銅、インコネル、ハステロイ、チタン、耐熱合金などの加工実績があります。材質や形状によって加工条件が異なるため、図面を確認したうえで加工方法をご提案します。
- 見積時には何を送ればよいですか?
- 図面、材質、ワークサイズ、数量、加工範囲、必要精度、支給材の有無、希望納期をお知らせください。写真や現物の状態が分かる資料があると、より正確に確認できます。
プレーナー加工事例
長尺(~6000mm)開先加工およびC面加工

最大6,000mm級の長尺ワークに対し、溶接前の開先加工、角度加工、C面加工に対応しています。V形、レ形、K形、J形、X形、U形など、図面指定の開先形状をご相談いただけます。
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長尺パンチ、ダイ、Tダイ、押出成形金型など、長さ6,000mm級の大型金型加工に対応しています。形状に合わせた専用バイトを製作し、荒加工から仕上げ加工まで行います。
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