定盤再研磨のメリット

定盤を再研磨するメリットには以下のようなものがあります

1. 平面度の回復

• 定盤は長期的な使用によって平面度が徐々に悪化していきます
• 再研磨によって、定盤の平面度を正確に復元することができ、高精度の加工が可能になります

2. 表面状態の改善

• 長期使用に伴い、定盤の表面に擦り傷や小さな凹凸が発生します
• 再研磨によってこれらの不具合を修正し、定盤の表面状態を良好に保つことができます

加工前処理（焼鈍）

再研磨後（ヘール加工）

3. 寿命の延長

• 適切な再研磨を行うことで、定盤の寿命を大幅に延ばすことができます
• 定期的な再研磨は、定盤の早期交換を防ぎ、コスト削減にもつながります

4. 加工精度の向上:

• 平面度と表面状態の改善により、定盤上で行う作業の精度が向上します
• これにより、より高精度な部品の製造が可能になります

5. メンテナンスの簡易化:

• 再研磨によって日常のメンテナンスが容易になります
• 定期的な清掃や調整が必要になる頻度が下がります

ヘール仕上げ

定盤ヘール再研磨

定盤を適切に管理し、定期的に再研磨を行うことで、
長期的な使用が可能になり、加工精度の向上や
作業効率の改善につなげることができます

切削工具

ヘールバイト

定盤制作も行っております

埼玉プレーナー工業所

2023.01.23

平面・平行精度の高い大物架台・定盤（鉄/ステンレス製缶・鋳物）の製作に関して

1 User

https://blog.planers.co.jp/プレーナー加工/平面・平行精度の高い大物架台・定盤（鉄-ステン.html

定盤ヘール再加工埼玉プレーナーでは「大物の架台」・「大型定盤」の製作をおこなっています。架台は産業機器の台座（ベース）となるため、高い平面・平行精度が求められます。平行度をより高める場合、機械加工前に焼鈍・熱処理をおこない、製缶熔接時に生じる「歪み」をとりのぞきます。特徴埼玉プレーナーが製作する大物架台・定盤の特徴は高い「平面」･「平行」精度です。通常のフライス加工から、さらに一段上の平面・平行精度を出すため、仕上げにプレーナー加工を施しています。従来までの、鉄系「製缶定盤」はもちろん、鋳物...

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